私が洋画と洋楽に初めて触れたのは、兵庫県の片田舎での疎開生活を終えて上京して来た

中学3年(1953年)の春でした。それまでは、ちゃんばら映画(坂妻、あらかん、千恵蔵等)や

歌謡曲しか知らなかった少年が、生まれて初めて西部劇(「シェーン」)や

音楽映画(「グレン・ミラー物語」)に感動し、正にカルチャー・ショックを経験しました。

当時私が住んでいた東京・久が原の家の近くに雪村いずみの家があり、

デビュー仕立ての彼女が近くの中学校の講堂で歌うというので、駆け付けた事を覚えています。

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Jazzについては、グレン・ミラー・ナンバーから入っていったので、当初はビッグ・バンド

(ハリー・ジェームズ等)のスィング曲や、彼等のバンドをバックにして歌う歌手

(フランク・シナトラ等)のスタンダード曲を聴いていました。  ♪  ♪


そのうち好みが古典とも言うべきディキシーランド・ジャズ(ルイ・アームストロング楽団等)に

広がり、その後学生の頃の1960年代にアート・ブレーキーを嚆矢 (こうし) とする多数のジャ

ズ・ミュージシャンの来日と共に、日本でモダン・ジャズのブームが始まりましたが、それにつ

れて私の関心も次第にモダン・ジャズに移り、ジャズ喫茶に入り浸る日々もありました。

当時は高いレコードは買えず、専らラジオが唯一のメディアでしたが、特にFEN(駐留軍極東

放送)には、音楽のみならず生の英語のリスニング教材として、随分お世話になりました。♪ ♪  ♪

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以来約半世紀を超える間親しみ、今ではラジオではなく、主としてインターネット(www.jazzradio.com)でJazzを聴いています。当該ウェブサイトは、約30種のジャンル(Classic Jazz、Swing & Big Band等々)があり、決して聴き飽きることはありません。
一方、単に聴くだけではなく知っている曲を歌ってみたいという願望を自分では常に抱きながらも、偶(たま)にカラオケ・バーで歌うぐらいで、これまで余り歌う機会に恵まれませんでした。ところが昨年の春、ひょんな事からJazzを専門に歌うコーラス・グループ「ブルー・スカイズ」の存在を知り、6月からその会員となりました。そして早速10月上旬に開催された「横浜ジャズプロムナード」に参加出演して、幸運にも初舞台を踏むことが出来ました。以来毎週土曜日の午後練習会場まで横浜南西部にある我が家から片道1時間半近くかけて通っていますが、「好きで通えば千里も一里」の例えどおり、通勤(?)も少しも苦にならず、素晴らしい仲間と一緒に一時を過ごす事が出来、楽しい趣味が増えたことを喜んでいる今日此の頃です。
byY.M                                 


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