「今度のコンサートで‘ルート66’を新人男声カルテットで歌ってみないか」という話が飛び込んできたのは開演ベルが鳴る僅か3カ月くらい前。

大抜擢・・?にホイホイ乗ったつもりでOKしたが、予定メンバーの平均年齢が何と70歳超と聞いた時には茫然とした。でも考えてみると、‘R66’は一昔前に流行ったTVの主題歌で、元々はシカゴからLAまで3600余キロのハイウェイ。


華やかだったその道も今は寂れた裏街道、それにメンバーの平均年齢をグッと引き上げているのがこの自分で、他の仲間にチョッピリ申し訳ない・・とすると、案外この曲はこのジイサンに分相応かと観念し、「渋さ勝負」で仕込みに入った。


先ず言葉だ。当然ヒットさせた今は亡きキングコールを共通の先生に選び各自暇さえあれば自習。
次はリズム。これが重くなると「西へ旅するならこの道だよ。思い切ってドライブしてごらん」というせっかくの軽い歌詞が台無しになる。マンハッタン・トランスファーが録音したこの曲のバックのリズムの軽さを共通教材に、これも各自自習。

この二つをベースに団の本練習の合間に暇さえあれば出だしの音だけとってアカペラで声合わせ。


さて、本番。ミッチリ合わせてきたから、後はお客さんに「スマイル」を忘れない事だけを気をつけて無事シカゴからLAまで完走!


アンケートで沢山の皆さんから「楽しそうに歌っていた」と書いていただけたのがうれしかった。


0d6b898d.jpg


 じゃあ「Get your kicks on R 66 !」 テナーKU