皆さん良くご存知のカナダ出身の偉大なるピアニスト
Oscar Peterson 1952-54年、Verve Records に吹き込んだ “Romance” と言うレコードを紹介します。


このレコードでは、Peterson はピアニストではなく、ヴォーカリストとして、自慢ののどを披露しています。同時代の先輩として Nat King Cole も弾き語りやトリオ演奏をし、ピアニストとしても一流の演奏を披露しています。Cole Peterson は仲が良く、お互いに才能を認め合った仲でしたが、ある時、Cole が「俺はヴォーカリストとしての道を歩むから、お前はピアニストとしての道を歩め」と Peterson に進言したとかしないとかと言う逸話が残って居るほどです。

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器楽演奏と共に歌声で有名なプレイヤーには、Louis ArmstrongChet BakerMel Torme 等々居ますが、Peterson Cole に似た優しく暖かな歌声は他にも決して引けをとりません。一度聴くと彼の歌声に魅了される事でしょう。


他のプレイヤーの様に何枚もヴォーカルレコードを出して居る訳ではありませんので、Oscar Peterson 好きのあなた、彼の別の一面を知る上で貴重な一枚と思いますよ。幸せで上気した面持ちの女性のジャケットも良いですね。
 

YouTube でも聴く事ができますが、残念ながら、”Spring Is Here” 一曲しかアップされていません。


https://www.youtube.com/watch?v=3AUCrSgXvt4


Bass M.K.