今回は皆さん良くご存知の Art Blakey & Jazz Messengers の初アルバムMoanin’ をご紹介しようと思います。

このアルバムが作られた時代は Hard Bop の時代と呼ばれ、それ以前の Be-Bop より進化し、Funky (黒人の汗の匂いをそう呼ぶようです)な演奏へと変化した非常にリズム感の良い、今にも踊りたくなるような演奏が主体となっています。

このアルバムには名曲と呼ばれる曲の数々が収められており、ジャズのエッセンスの全てが織り込まれていると言っても過言で無く、Jazz の入門者のみならずベテランにとっても正にバイブルと呼んで相応しいものになっていまして、聴きなおしてみてもその素晴らしさに再度心を打たれます。


曲の内、Moanin’ は参加したての Bobby Timmons(Piano) が作曲し、その他を若き Benny Golson (Tenor Sax) が担当し、聴く者を決して飽きさせる事無く、演奏にのめり込ませます。

各演奏者の演奏はとても素晴らしく、演奏の手本とも言うべきプレイが続きますが、特に Trumpet (Lee Morgan) Tenor Sax (Benny Golson) の演奏が素晴らしく、2管のみの演奏にも拘らずまるで Big Band のような分厚くパンチのある演奏を繰り広げ、その音に圧倒されます。永久保存版の一枚として最高のアルバムですね。

The Jazz Messengers はその後パリに渡り、色々なジャズクラブで演奏をし、何枚ものアルバムを録音しましたが、その最中、Roger Vadim 監督の映画 Les Liaisons dangereuses (危険な関係)のテーマ曲を吹き込み、これまた有名なアルバムになりました。スリリングな演奏のこのアルバムも是非皆さんにお聴き願いたいと思います。

Moanin’  https://www.youtube.com/watch?v=xbBVY3oZC5c&list=PLB52202568D57088E

Les Liaisons dangereuses  https://www.youtube.com/watch?v=Ncfp3gNsFfk



Art Blakey 2

Bass M.K.