2012年05月

Jazz は楽しい! …皆で歌えばもっと楽しい!…

Jazz は楽しいものです。
私がラジオでJazz を好んで聴くようになったのは、大学生になり学生寮暮らしを始めた頃で、丁度スタン・ゲッツがBossa Nova を世の中に広めた後ぐらいの時代になります。寮は4人一部屋でしたので、夜、音量を絞ったラジオから聴こえてくるJazz♪~ を楽しみながら、生意気にも「生きている幸せを感じる」等とほざいておりました。

当時のLPレコード一枚の値段は大学卒初任給の20分の1から10分の1くらいでした。自分でステレオの再生装置を持ち、レコードを買って楽しむ事は、ほとんど不可能に近いものでしたので、専ら始まったばかりの東海大学による「FM東海」を聴いて楽しんでおりました。

町にはJazz 喫茶等、客にレコードを聴かせる喫茶店が多く出現しましたが、最初に入ったJazz 喫茶の雰囲気が暗く陰気で、客が一杯のコーヒーを啜りながら、しんねりむっつりと曲を聴いているような塩梅で、これらの店には馴染めませんでした。

自分でアンプ、ターンテーブル、スピーカーを購入し、LPレコードを集め始められるようになったのは、社会人になって4年目ぐらいではなかったかと思います。その頃でも月にLPを一枚買えれば良い方でした。生のJazzを聴き始めたのはそれより少し後になってからで、赤坂から千駄ヶ谷に移った「無限」、六本木の「Misty」、「バードランド」等夜の世界の雰囲気を味わいに良く出かけたものでした。その後、海外勤務となり10年ほどJazzとは疎遠になり、帰国して本格的に?英語の歌を好んで歌うようになったのは、それから4~5年後の事でした。ポップスや少しJazzっぽい歌のレパートリィも増えていったのでした。

ブルー・スカイズを初めて聴いたのは、第3回目の定演の切符を偶然入手したのがきっかけでした。メンバーの数は今よりずっと少なかったのですが、皆さん如何にも楽しそうに歌っているのを見て、参加しようかどうか逡巡して居りましたが、家人から背中を押されるような形でブルー・スカイズ発足4年目の5月から参加するようになりました。

合唱は小学校時代の少年合唱に続き、大学生の頃には混声合唱に参加して居りましたが、歌曲が中心で、Baseパートですので、それこそ和尚さんのお経の様で面白みに欠けました。ブルー・スカイズでは編曲が素晴らしいという所為も有るのか、歌っていて実に楽しく、1週間が待ち遠しくてなりません。皆でハモる、スウィングする…良いですねエ。これからも宜しくお願いしたいと思っております。

ベース:M.

第11回コンサートを聴いて

開演を知らせるベルに続き幕が上がると、ステージにはスカイブルーのTシャツを着た

メンバーがアカペラでオープニングの「Blue Skies」を熱唱。

2曲目からはプロの一流バンドによる演奏が加わり「On The Street Where You Live」

「What A Wonderful World」と続き、

SAXの中村誠一さんのアレンジで一生懸命練習した「It Don’t Mean A Thing」(スウィングし

なけりゃ意味ないね)

スウィングジャズの掛け合いコーラスの面白さにメンバーも会場もぐっと盛り上がりました。

第1部の後半ではバンド演奏が2曲も。歌もプロの演奏も楽しめるなんと贅沢なコンサート

 

                                    



続いて第2部の開幕。

シックな大人の装いで登場したメンバーに会場から思わず「ため息」が。

歌い出しの「With A Song In My Heart」はその雰囲気に合ったしっとりした曲です。

次の「In A Mellow Tone」は女性3人のユニット「ドリームガールズ」を加えたおしゃれな曲で

思わずSwing。次回は男性ユニットも是非聴いてみたくなりました。

会場の皆さんと共に歌った「LOVE」や少し雰囲気の変わった「Be My Love」、「The Lady Is

A Tramp」一番好きな「Lullaby Of Birdland」「Stardust」で今年のコンサートは締めくくりで

す。

今回は怪我のため会場からの応援になりましたが、聴く立場での勉強にもなりました。

来月からほっとする間もなく次のコンサートに向けての練習が始まります。


 mezo  Y.K


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