高校時代の親友が勧めてくれた「ブルースカイズ」入団。初めて聞いたのは、2012年秋の横濱ジャズプロムナードでした。今までジャズをコーラスで歌うなんて聞いた事がありませんでした。これは、いいと思い早速、練習風景を見学させて頂きました。
一人で歌うのとは違って、各パートの調和がとれた時のサウンドは、まるでカラフルな色彩のようでした。
35年も前のことですが、高田馬場のビッグボックスでドリー・ベ-カー(Dolly Baker)さんのジャズを聴いて私もジャズ歌手になりたいと思った事を思い出します。
その夢が叶ったようで、毎週、毎週練習を楽しみにしています。
私が小学5年生のときから12~3年の間、両親は喫茶店を営んでおり、ジャズ好きな兄がレコードを買ってくると店のBGMで流していました。その後、店はダンスパブに改装し、ダンス教室へと変わっていきました。
歌でスィング曲になるとクィック・ステップやジルバを踊っているイメージが頭にうかびます。ラテン系のルンバやサンバの曲、スタンダード系のワルツやタンゴやスロー・フォックス・トロットにもジャズの曲があります。
私はかつてドリーさんも歌っていた、「All Hit Thousand&One Songs」の10分の1でもマスターしたいとう夢が膨らんでいます。
ジャズのおもしろさは、男性が歌う歌詞と女性が歌う歌詞が違う部分がある事です。そしてジャズの醍醐味は「即興」にあると思いますが、ブルースカイズではプロの楽器演奏がバックアップしています。
「ブルースカイズ」はジャズ・コーラスの草分けとして、常に上を目指して活動していく使命があると思います。
私も微力ながら、精一杯の努力を続け、悔いのない人生にしたいと思います。
ソプラノ: T.H