2016年01月

ジャズとの出会い

【ジャズとの出会い】

 

小4の時、九響•N響現役のH先生にドラムとマリンバを教えて頂いた。中3の頃、3つ上の先輩が「ジャズって面白いけん。エルビンジョーンズやら最高やもん。」と言っていたのを高3くらいで思い出し、ちょっと覗くつもりでジャズ喫茶に飛び込んだ。

  店に入ると外にまで鳴り響いていたベースの音がアルテックのスピーカーから大音量で尻に伝わって来た。ジャズって煩い音楽のことなんだ、というのが第一印象であった。そうは思ったものの居心地は悪くなかったので、コーヒー1杯で1時間程居ただろうか。帰る頃にはあまり煩く感じなくなっていた。

  それからは、高校時代は受験勉強の合間を縫って、大学時代は授業の代返を友人に頼み、ほぼ毎日ジャズに浸った。コルトレーンという偉大な存在を知るまでは、それほど時間はかからなかった。エルビンの名を聞いていたからである。以後、エリントン、モンク、シェップ、ミンガスなどを好んで聴いた。

  こうなると喫茶店だけではでは物足りず、いよいよレコードを買うことになる。どのアルバムを買うか散々迷った結局、最初に求めたのは、ビリーハーパーの”Black Saint”であった。彼のテナーを初めて聴いた時、その野性的な音に一発で魅了されたからだ。これが私とジャズとの出会いである。

それから40年経った今は、スガダイロー氏のピアノに惹かれており、3年続けて横浜Jazzプロムナードの開演で彼のダイナミックな演奏を楽しんでいる。

Black Saint/Billy Harper (600x600)

【入団から半年過ぎて】

 

何年か前に現役団員のA.H.さんの公演をエポックなかはらで聴いたのがBSとの出会い。その後も横浜ジャズプロムナードで歌声を聴いたが、その時はまさか自分がその仲間に入るなど想像もしていなかった。

昨年6月の宴席で、冗談交じりに「定年後なにも趣味がないのはつまらないし、コーラスでもやろうかな」と漏らした際に、「是非入団したら…」と言われ見学が実現。先輩の皆さんの温かい応対が快く感じられたことから、即入団を決めた。とはいえ、コーラスなんてやったこともなく、譜面を見るのも約40年ぶり、最初はヘ音記号の音符がどの音なのかすら分からなかった。

入団から半年過ぎた今、少しは楽曲も覚え高津区民音楽祭を経験したものの、まだまだ音が確実に取れないし(というより高音が多く声が出ない)、英語の歌詞にも付いて行くのがやっとの状態。こんなことで定期公演に出られるのか心配は尽きないが、見守って下さる先輩や先生方について、頑張っていこうと考えている。

 

テナー:M.I.

Blue Skies に入団して


 10月からBlue Skiesの一員に加えていただきました。

 還暦を過ぎ、「会社を辞めたら何をしたらいいんだ」と思っていたところ、昨年10月11日の横浜JAZZプロムナードでのBlue Skiesの皆さんのはつらつとした歌声を聴き、「これだ!是非、一緒に歌ってみたい」と思い立ち、早速10月17日の練習を見学させていただきました。見学後、そのまま“歓迎会”をやっていただき、いつの間にか入団となっていました。

 団則を見ますと、定期コンサートの出演条件は、「前年10月末までの在籍者」となっておりますので、4月の定期コンサートに出られるギリギリの入団でした。事実、入団2ヶ月目に高津区民音楽祭。披露する2曲を必死で覚え、何とかステージデビューを果たしたかと思うと、ホッとする間もなく今度は4月の定期コンサートに向けての準備です。元来、歌うことは好きでしたが、すべて自己流、本格的なコーラスの経験はありません。譜面を読むのも何十年かぶりです。

 10月からゼロスタートの私は、皆さんの足を引っ張らずにコンサートを乗り切ることができるかとても心配です。先輩の皆さんも新入団の時に味わったと思いますが、4月にはやり切ったという充実感を味わいたいと思っています。

Blue Skiesに入ってよかったこと

 ・周りの人から「いい趣味見つけたね」と言われる。

 ・会社や仕事のしがらみを忘れ、共通の趣味で集まった仲間と
    触れ合うことができる。

 ・皆で一つのものを作り上げていく過程とそれができた時の達成感が
    素晴らしい。

 ・一流ミュージシャンから直接指導を受けられる。

 ・会社では最年長の部類だが、ここでは「若手」扱いしてもらえる。

 
これからも、よろしくお願いします。

ベース Mike(M.S)
                              


 


 

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